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\ interview /インタビュー

奥村雅則さん 文京区シルバー人材センター

人生観を変えた人との出会い

シルバー人材センターの仕事に 出会うまで

生まれも育ちも文京区で、長年印刷会社の営業担当として働いてきました。定年後は他の仕事をやりたいと思い、早期退職をして、園芸関係などの仕事に携わりました。60歳を機に、フルタイムを避け、時間に束縛されない仕事を探しました。そんな時、それまではあまり知らなかったシルバー人材センターの記事に目がとまり、早速会員登録を行い、仕事をするようになりました。
1年目は選挙の投票補助など就業は少なかったのですが、2年目からは積極的にシルバー人材センターに出向き、ご高齢の家庭のちょっとした困り事を解決する「シルバーお助け隊」や学校施設の安全対策業務など、様々なお仕事を紹介していただき取り組むようになりました。すでに6年が経過し、現在に至っています。

この仕事が自分にもたらす メリット

会社員時代とは違い、人との関係を密に持つことができ、自分の人生観も変化した気がします。依頼者のほとんどはご高齢の方です。私は父を早くに亡くしているので、人生経験豊かなご高齢の方との話には懐かしさを覚えました。知らなかったことを知ることも多いです。
親しくなっていくと悩みを聞いていただくこともありました。お一人で暮らしている人との話は、自分も一人暮らしなので参考になります。そうするうちに「また奥村さんにお願いしたい」とセンターにお電話頂くことが増えてきました。そういう時には、スケジュールの都合がつく限り、センターを経由してお仕事をお引き受けするようにしています。

自分は頼りにされているなと感じることができ、やりがいにもつながっています。仕事後に依頼者からいただく「ありがとう」「助かりました」「またお願いします」等々の言葉が、仕事を継続していく上で大きな力になっています。

日報記入の様子

仕事で健康を維持

どんな仕事もあまり苦労と感じたことはありません。依頼された仕事の具体的な内容はそのお宅に行ってみないとわからないこともあります。常に臨機応変な対応が求められます。
大きな本棚を2階からおろして廃棄するということがありました。そのまま運べる大きさではなく困っていたところ、依頼者から工具を借りて分解し、事なきを得たということもありました。
寒い冬場に高圧洗浄機を使ってのベランダ洗浄、炎天下の清掃作業等は初めての体験となりましたが、自分の健康維持のためにも頑張ってやっています。有料ジムに行かなくても、仕事をすることでよい運動になっています。

お掃除のお手伝い

自分のやりがいにつながる道

シルバー人材センターに登録したからには、積極的に職員に働きかけていくことも大切です。与えられた仕事を最初からえり好みせず、まずはチャレンジし、合わないと思えばそれを伝え、違う仕事を紹介してもらえばいいのです。誠意をもって仕事をすれば、依頼者にもそれが通じ、信頼してもらえ、やがて自分のやりがいになります。

このページを執筆したセカンドステージサポートゼミのみなさんと一枚

\ 取材後記 /

初めてのインタビューで緊張しましたが、奥村さんがとても気さくで何でも話してくださったので、スムーズに行うことができました。シルバー人材センターの仕事について活き活きとお話しされる様子からは、文京区への愛情と、前向きにチャレンジする仕事への熱意が伝わってきました。そして、誠意をもった仕事ぶりは相手にも伝わり、積み重ねることで信頼関係を築くことができると分かりました。誰かの役に立つことは、自分の人生をも豊かにしてくれるのだということを再確認しました。